【6月前半】名作が勢ぞろい…NHK BSで観られる映画(5)日本文学界の至宝が手掛けた極上のミステリーは?

公開から年月を経てもなお輝きを失わず、多くの観客を魅了する多彩なジャンルの映画がそろうNHKプレミアムシネマ。今回は、心を揺さぶる人間ドラマ、息をのむアクションまで、6月前半に放送される名作映画を5本セレクト。それぞれの作品が放つ見どころを紐解いていく。第5回。(文・編集部)
NHK BS 6月15日(月)午後1:00~
監督:野村芳太郎
キャスト:大木実、高峰秀子、田村高廣、宮口精二、高千穂ひづる

【作品内容】

 東京・深川で、質屋強盗殺人事件が発生する。

 主犯は逮捕されたものの、いまなお逃亡中の石井(田村高廣)は、かつての恋人・さだ子(高峰秀子)に会いにくるとにらんだ刑事・下岡(宮口精二)と柚木(大木実)は佐賀に向かう。

 2人の刑事はさだ子の家の向かいから張り込みを始めるが…。

【注目ポイント】

 作家、松本清張の同名短編小説を野村芳太郎監督が映画化。

 1952年に映画監督デビューを果たした野村にとって、本作は知名度を上げた作品であり、以降、社会派サスペンスを数多く手がけるようになるきっかけとなった作品だ。

 以降も、清張と野村のタッグは続き、1974年には代表作『砂の器』を実写化。

 1978年には、2人で『霧プロダクション』を設立し、清張作品の映画化を数多く手がけた。

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