新西悠太容疑者《はま寿司”洗剤ドパ”がけ男に問われる責任》「他人に迷惑かけてなくね?」と“逆ギレ配信”も弁護士は複数の法令違反を指摘「スシロー“醤油差しペロペロ事件”レベルの損害賠償請求の可能性」

大手回転寿司チェーンで撮影された”寿司に洗剤ドパがけ”の動画が物議を醸し、動画を投稿した無職・新西悠太容疑者(43)が威力業務妨害の容疑で逮捕された。【写真を見る】”洗剤ドパがけ男”と結婚13年目の妻、顔を寄せ合ったラブラブツーショット、逮捕の原因になった「迷惑動画」
動画では、容疑者が注文して手元に届いたと思われる寿司に、洗剤容器に入った液体をかける様子が映されている。過去に投稿していた動画には、購入した商品を道端に投げ捨てて踏みつけたり、頭から大量の納豆をかぶったりと、食べ物を粗末に扱う姿が多い。 事件の経緯や今後の対応について、キー局社会部記者が明かす。

「店側が県警に被害を届けたことで、事件化しました。新西容疑者は容疑を認めている一方、寿司にかけた液体は”洗剤容器に入れた水”だと説明しています。はま寿司側は動画投稿後に数十件の苦情や意見がメールや電話などで寄せられたと明かしており、今後、容疑者に対しての損害賠償請求も視野に対応していく方針です」

 事件後には「他人に迷惑かけてなくね?」と主張する”逆ギレ配信”も行い、世間から猛バッシングを浴びていた容疑者。開き直るような態度を見せていたが、一連の行為は法的にどのように判断されるのだろうか。
インターネット分野に詳しいグラディアトル法律事務所の松岡勇樹弁護士が解説する。

「器物損壊罪に該当する可能性があります。商品自体は自分が注文したものであっても、商品が乗っているお皿自体は他の客との共用物となります。食品が載せられる皿に、飲食することを想定されていない洗剤をかける行為は本来の皿の用途ではなく、器物損壊罪に該当すると考えられます」

 容疑者は「容器の中身は洗剤ではなく水だった」と供述しているが、仮にそれが事実だったとしても無罪放免となるわけではない。その様子を動画として拡散する行為も、異なるかたちで法に触れる可能性がある。

「今回の件だと、企業は皿の回収や消毒作業、多数の苦情対応を求められるなど、業務に多大な負担が生じる可能性があります。したがって企業の業務を妨害したといえ、威力業務妨害罪が成立する可能性があります」

 事実、逮捕に至った容疑も威力業務妨害だった。

 また、松岡弁護士は同じく回転寿司チェーンでの迷惑行為が摘発された事案にも言及した。

「少年がスシローの醤油差しをなめ回した『醤油差しペロペロ』事件では、器物損壊容疑で書類送検されています。また、くら寿司で発生した同様の事案につきましては、業務妨害罪が成立し、有罪判決が下されました」

 では、本件ではどの程度の刑事罰が科されると考えられるのだろうか。

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