福島県の磐越道で21人が死傷したバス事故から6月6日で1か月です。部活動の遠征中に起きた痛ましい事故。【動画】磐越道で高校生ら21人死傷のバス事故から1か月 競技力強化と安全確保の両立は《新潟》まずは事故の経緯を振り返ります。
部活動に打ち込む真剣な眼差し。
北越高校3年生の稲垣尋斗さん。17歳にしてその命が奪われました。
〈上空ヘリコプターからリポート〉
「福島県郡山の事故現場です。バスが車線からはみ出て大破している状況が分かります」
〈近隣住民〉
「すごい音したんだ、バーンっていうような」
ことし5月6日、福島県の磐越道で起きたバス事故。マイクロバスには北越高校の男子ソフトテニス部員20人が乗車。
部活動の遠征中に事故は起きました。
衝突の勢いで車内を貫通したガードレール……この事故で最後部の席に座っていた稲垣さんが死亡。
後続の車を含め20人が重軽傷を負いました。
〈稲垣さんを知る人〉
「感じのいい子だよ。スポーツマンでね、子どものころから。ショックだわ」
稲垣さんはバスを貫通したガードレールに押し出され、反対車線まで投げ出されたとみられています。
過失運転致死傷の疑いで逮捕・送検された胎内市の若山哲夫容疑者、68歳。
元高校教員で、2024年までの3年間は胎内市のマイクロバスの運転手を務めていたといいます。
〈若山容疑者を知る人〉
「『自分は免許返納しなければいけない』みたいなこと、だいぶ前に言っていたことがあった」
さらに……
〈自動車修理会社オーナー〉
「自分の車を2,3回ぶつけて私が代車を貸してあげた。その代車もまたぶつけて」
若山容疑者をめぐっては、4月から少なくとも5回の交通事故を起こしていて、新潟県警から免許証の返納を促されていたことが分かっています。
バスを手配した五泉市の蒲原鉄道。
蒲原鉄道 金子賢二営業担当
「学校の方から『運転する人がいないんだよね』という話になっていた。『運転手さんをご紹介しましょうか』と手配して」
蒲原鉄道の担当者は、学校から「経費を抑えるため貸し切りバスではなく、レンタカーのバスで送迎したいと依頼があり、ボランティアで手配した」と主張。
レンタカー会社に、学校の部活の名義で担当者が自分の免許証を提示してバスを借りたと説明しています。