黄川田仁志こども政策担当大臣の29日の記者会見で、巨人の阿部慎之助前監督の暴力をめぐり、児童相談所に通報した長女がSNSで誹謗中傷を受けていることについての質問が出た。【映像】「阿部前監督の長女に誹謗中傷」について質問(実際の様子)記者が「巨人の阿部慎之助前監督が長女に暴力をふるった事件で、SNSでは児童相談所に通報した長女に対して、そうするべきでなかったという誹謗中傷や、親から子供への暴力を家庭内のもめごとだとか、家庭内暴力、虐待を矮小化するような投稿があふれている現状があるが、こども政策担当大臣としてどう見ているか?」と質問
黄川田大臣は「SNS上で人を傷つけるような誹謗中傷の投稿を行うことは、絶対許されないものであると考えています。個別の事案について申し上げることは差し控えますが、その上であくまでも一般論として申し上げれば、暴力はあってはならない。また、もしお子さんが親御さんから叩かれたり、嫌な思いをさせられ、親御さんとの関係に悩みを抱えている場合には、躊躇なく児童相談所にご相談いただきたいと考えています」と答えた。
記者はさらに「こうしたSNSでの騒動がまだ収まらないということは、今虐待を受けているお子さんがそれを見てしまうと、自分は暴力を受けていて苦しいんだけれども、通報すると親は逮捕されちゃうんだと思ってしまって、通報をやめておこう、自分の中で留めて我慢すればいいんだというような思いを抱えてしまうお子さんもいるのではないかと思うのですが、そのお子さんに向けて改めてメッセージをいただけますでしょうか」と求めた。
黄川田大臣は「先ほど申し上げましたが、もしお子さんが親御さんから叩かれたり、嫌な思いをさせられ、親御さんとの関係に悩みを抱えている場合には、躊躇なく児童相談所にご相談いただきたいと考えています」と繰り返した。
そのうえで「そのために、こども家庭庁では、どこからでも担当の児童相談所に速やかにつながる通告相談ダイヤル189(いち早く)や、スマホで親との関係の悩みを相談できる親子のための相談ラインを運用しています。どちらも皆様の思いや悩みに寄り添って相談に応じ、相談内容の秘密も守られます。皆様を虐待から守るために、189(いち早く)や親子のための相談ラインにぜひ躊躇なくご相談いただきたいと思います」と述べた。(ABEMA NEWS)