荒井利猛容疑者自宅に放火疑いで男逮捕 焼け跡からは母親の遺体 今年6月、鯖江市で住宅全焼 男は出火直後から行方不明に 4日後に福井市内で衰弱した状態で発見される

今年6月、鯖江市内の自宅に火を付けたとして、鯖江署と県警捜査一課などは16日、50代の男を現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。自宅は全焼し、焼け跡からは容疑者の母親が遺体で見つかっています。

現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、住所不定の会社員・荒井利猛容疑者(54)です。警察の調べによりますと、荒井容疑者は今年6月22日、鯖江市桜町3丁目の自宅に火を付けて、全焼させた疑いが持たれています。

焼け跡からは容疑者の母親・荒井ふじ子さん=当時(82)=が遺体で見つかり、警察は同26日午後、出火直後から行方不明となっていた容疑者を福井市内で発見し、衰弱していたため病院に入院させていました。

16日に退院したことから、話を聞いた上で逮捕したもので、警察の調べに対し、荒井容疑者は「火を付けたのは間違いない」と容疑を認めているということです。

警察では殺人の疑いも視野に、動機などについて、荒井容疑者を厳しく追及する方針です。

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