マッチングアプリで知り合った男性に法外な飲食代などを請求し、1000万円近くを脅し取ったとして、男女8人が逮捕されました。“ぼったくり”の場所として使われたのは、大阪・ミナミの「レンタルルーム」でした。
報告・神谷果歩 記者
「午前9時です。男の身柄が検察庁に送られます」
恐喝の疑いで逮捕・送検されたのは、無職の小倉拓実容疑者(26)ら男女8人です。8人が使ったとされる手口、それは…「レンタルルームを使った“ぼったくり”バー」です。
警察によりますと、まずグループの女がマッチングアプリで被害者の20代男性に連絡し、去年(2025年)11月、大阪・ミナミで落ち合いました。
そこで女が連れて行ったのが、バーを装ったレンタルルーム。部屋では犯行グループのメンバーが店員のふりをしていました。
店員役の男
「飲み放題付きで5000円です」
本当のバーだとだまされた男性は、トランプゲームなどをして、女が頼む酒を飲みました。そして会計になると、店員役の男からこう脅されます。
店員役の男
「頼んだ酒は別料金で、1杯3000円だ。24万円払えないなら取り立てる」
男性は近くのATМまで連れていかれ、現金14万円を手渡しますが、その後も因縁をつけられ、あわせて962万円を脅し取られたということです。
今回、読売テレビは、犯行に使われたバー形式のレンタルルームのオーナーに話を聞くことができました。
レンタルルームのオーナー
「レンタルスペースを仲介してくれるサイトがあるんですけど、そちらから連絡があって、数人で飲み会をしたいみたいな内容で、会った感じは、大学生の方が飲み会の利用なんやなという印象でした」
小倉容疑者らは、摘発を免れるためにレンタルルームを悪用したとみられていて、オーナーは後日、警察が話を聞きにきて、初めて事件を知ったということです。
レンタルルームのオーナー
「悪いことに利用されたのは、気持ちがいいものでもない。被害に遭われた方がいるのが、すごい申し訳ない気持ち」
このレンタルルームでは事件後、スタッフが常時、バックヤードにいるようにルールを変えたということです。
警察は小倉容疑者らの認否を明らかにしていませんが、他にも同じような犯行をしていたとみて調べています。