16歳の少年4人が実行役として逮捕された栃木県上三川町の強盗殺人事件。指示役とみられる竹前海斗容疑者(28)と妻・美結容疑者(25)。2人は、結婚してから、まだ2年経っていなかったとの証言もあります。【画像】“指示役”夫婦 凶器を準備か 16歳“実行役”なぜ若者が…トクリュウ“勧誘の手口”
美結容疑者は、事件の前、友人とLINEで、このようなやりとりをしていたそうです。
美結容疑者のLINE(5月13日)
「酒の飲み方考えるわ」
「もう大人だからね」
「30までは同じ生活してそう」
何気ない会話ですが、注目は日付。事件が起きる前日です。その後も続いていた返信が途絶えたのは、事件当日でした。
ただ、美結容疑者は、事件当日、TikTokに、KーPOPに乗って、踊る姿の動画を投稿していました。いつ、どこで撮影した動画なのかは、わかりません。
事件前に友人とLINEをしていた美結容疑者。事件の2日後、そのLINEに「unknownが退出しました」と表示されていました。美結容疑者がアカウントを消した可能性があります。
捜査関係者によりますと、現場となった家の敷地内から、少年の着ていた服が見つかったということです。事件に関わったことがばれないよう、脱ぎ捨てた可能性があります。
さらに、現場から200メートルほど離れた住宅の敷地内では、バールが見つかったといいます。
現場近くの住人
「銀の長い、60〜70センチ、新しいバールがあった。鑑識の話だと、血液と指紋は検出されなかったみたい。ただ、先に泥が付いていたことは言っていた」
高校生4人のなかには「夫婦から頼まれた」と説明する少年がいれば、「夫婦を知らない」と話す少年もいました。
所村アナウンサー
「捜査関係者によりますと、少年4人は、事件当日、犯行現場に向かう前に、一度、夫婦と合流していたことが新たにわかりました。逮捕された6人全員が顔を合わせたのは、このときが初めてだった可能性もあります」
その場で夫婦が、少年らに何らかの指示を出して、殺人事件に使われた凶器を渡した可能性があるということです。その後、夫婦は、現場からそう遠くない場所にいました。
美結容疑者は、小・中・高校時代を長野市で過ごしました。
美結容疑者の友人
「長野の高校を卒業すると、神奈川県内の大学に進学しました。その後、ホテルに就職して、フロント業務に携わっていたようです。ただ、長くは続かなかったそうで、地元に帰ったと聞いていました」
身柄を確保されたとき一緒にいた生後7カ月の子どもも長野で出産したそうです。
警察は、指示役とみられる夫婦よりも、さらに上の立場の指示役がいるとみて、実態解明を急いでいます。