80万人犠牲のルワンダ大虐殺を扇動したフェリシアン・カブガ被告死亡…オランダで勾留中

【ヨハネスブルク=高木文一】虐殺の責任者を裁く国際刑事裁判所残余メカニズム(IRMCT)は16日、80万人以上の犠牲者が出た1994年のルワンダ大虐殺を扇動した罪などで起訴されていたフェリシアン・カブガ被告がオランダ・ハーグで勾留中に死亡したと発表した。90歳代とみられる。
ルワンダ大虐殺は、多数派のフツ族の大統領が乗った飛行機の撃墜事件を機に始まり、フツ族強硬派が少数派のツチ族とフツ族穏健派を襲撃した。ラジオ放送で扇動された住民が近隣者を手当たり次第に襲ったとされ、カブガ被告はそのラジオ局を運営していた。
発表によると、カブガ被告は2020年5月にフランスで逮捕され、裁判を受けていた。23年9月に認知症のため裁判を受ける能力がないと判断され、審理は無期限停止となった。仮釈放を待っている状態だったという。

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