14日に栃木県で起きた強盗殺人事件で、死亡した69歳の女性の死因が出血性ショックだったことがわかりました。【画像】逮捕の16歳少年「同じ学年の人物に誘われた」強盗殺人の疑い 少年以外に少なくとも2人現場にいたか
事件から一夜。元神奈川県警捜査1課長の鳴海氏と現場周辺を歩くと、犯行の“ずさんさ”が見えてきました。
元神奈川県警捜査1課長 鳴海達之氏
「ここによじ登った足跡ある。ここが浮いている、砂が瓦にたまっている」
塀の高さを調べる捜査員の姿もありました。
元神奈川県警捜査1課長 鳴海達之氏
「ここにも足をかけた跡がある。ひょっとすると2人がここから塀を乗り越えて入った可能性がある」
匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行も視野に、100人態勢での捜査が進む“強盗殺人事件”。
元神奈川県警捜査1課長 鳴海達之氏
「(Q:なんで正面からじゃなく?)それはわからない。かえってこういうところは目立つと思う」
現場は、栃木県上三川町の田園地帯にある住宅。
14日午前9時半前、何者かが押し入り、何らかの凶器で襲われた富山英子さん(69)が死亡。捜査関係者によると、富山さんの胸のあたりには刺し傷などが複数あり、死因が出血性ショックだと判明しました。
現場付近で目撃されていたのは、黒い目出し帽に季節外れの厚手のコート、手にはバールのようなものを握った人物。
不審な人物に話しかけられた近隣住民
「目出し帽をかぶった人で、“鎌”のようなものを持っているんですよ。『今から頑張って来ます』みたいなことを言って」
その後、警察は神奈川県相模原市の高校生の16歳の少年を、強盗殺人の疑いで逮捕。調べに対し「同じ学年の人物が仲間にいて、それに誘われて入った」「ほかの仲間は車で逃げた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
また逃走手段のひとつとして、宇都宮ナンバーの高級外車が使われた可能性も浮上しているということです。
警察官に確保された際には、手で顔を隠しながら歩いていたという少年。スマホや財布など何ももっておらず、事件現場にも初めて訪れたとみられています。
警察は、少年のほかに少なくとも2人が現場にいたとみて、行方を追っています。