安達容疑者結希君の遺体、自宅裏山や靴発見の山中など計4か所に移動か…府警「理由は今後の捜査で明らかにする」

京都府南丹市の山林で市立園部小の安達結希(ゆき)君(当時11歳)の遺体が見つかった事件で、府警は6日、養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)(死体遺棄容疑で逮捕)を殺人容疑で再逮捕した。【写真】遺体が発見された現場付近
府警は6日、記者会見で、安達容疑者が通学かばんや靴が見つかった山中など計4か所に、結希君の遺体を移動させたと述べていることも明らかにした。
府警によると、安達容疑者は、結希君が殺害されたとされる3月23日から翌24日にかけ、遺体を自宅の裏山、かばんが見つかった山中、靴が発見された山中の3か所に次々と運搬。数日後、遺体が発見された山林に移したと供述した。府警は供述内容が事実で、いずれも車で運んだとみている。安達容疑者は同23日から捜索活動にも参加していた。
遺体の置かれた状況については捜査中という。かばんと靴も自ら置いたと供述しているが、遺体と同時に置かれたかについては今後調べる。
捜査関係者によると、府警は安達容疑者のスマートフォンアプリから得られた移動情報を解析しており、こうした情報も踏まえ、供述の裏付けを進めたとみられる。
安達容疑者が遺体を移し替えた理由は会見では示されず、府警は「今後の捜査で明らかにする」とした。
かばんは安達容疑者の自宅から北約9キロで、靴は北約3キロの山中で見つかった。遺体は4月13日、北東約7キロの山林で見つかった。
鈴木康修・刑事部長は今後の捜査について、「取り調べや裏付け捜査を慎重に進める。社会的反響も大きく、地域住民にも不安を与えた。全容解明し、不安を払拭(ふっしょく)したい」と述べた。
再逮捕を受け、南丹市の女性(76)は「殺される前に、どうにかできなかったのか。逮捕されても悲しいばかりだ」と語った。公衆トイレには花や飲み物などが供えられ、線香を手向けに訪れた60歳代の女性は「こんな場所で小さな命が失われたなんて、かわいそうでならない」と涙を流した。

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