『全裸監督』、『極悪女王』、『This is I』。これらはみなNetflixのオリジナル作品。共通点は、実在する有名人をモデルにした“実録もの”ということだ。そしてまもなく4月27日からは、細木数子をモデルにした『地獄に堕ちるわよ』の配信もスタートする。Netflixの“実録もの”は、なぜことごとく話題を呼び、ヒットするのだろうか? (敬称略)【写真を見る】細木数子役を演じる戸田恵梨香がすごい!■配信前から期待が高まる『地獄に堕ちるわよ』
『地獄に堕ちるわよ』は、かつて2000年代を中心に、『ズバリ言うわよ!』(TBSテレビ系)、『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』(フジテレビ系)などのテレビ番組への出演、独自の六星占術に基づく占い本のベストセラー化によって時の人となった占い師・細木数子の半生を描いたもの。
当時細木と言えば、ドラマのタイトル通り「地獄に堕ちるわよ」など歯に衣着せぬ物言いが話題になり、それゆえ人気にもなった。
だが一方で、その強烈なキャラクターゆえに、週刊誌などでさまざまなゴシップ記事が書かれるなど、細木は毀誉褒貶が激しい人物でもあった。今回のドラマは、その波瀾万丈の実人生にもスポットを当てたもののようだ。
また、細木数子を戸田恵梨香が演じることでも大きな話題になっている。
戸田と言えば、朝ドラのヒロインを演じるなど実績も十分。演技力も高く、現在を代表する実力派俳優のひとりだ。その意味では申し分ないのだが、見た目や雰囲気などは、細木の派手で豪快なイメージとは正反対と言っていい。
しかし、だからこそ逆に、戸田が細木数子をどのように役作りをして演じてくれるのか、期待が高まっている面もあるだろう。このキャスティングが発表されたとき、SNSなどでもイメージのギャップに戸惑いつつ、「これは楽しみ」といった声が多数あった。
近年のNetflixのオリジナル作品には、こうした事実に基づいて描かれた物語、いわゆる“実録もの”が多い。
2024年に大根仁が監督・脚本、そして綾野剛、豊川悦司らの出演によって大ヒットした『地面師たち』も、実際にあった巨額詐欺事件が基になっている。ドラマでは、その手口をサスペンスタッチで詳細に描き、さらには豊川演じるハリソン山中の物まねもお笑いのネタにされるなど話題を呼んだ。