警察官を名乗る男の電話にだまされ、いわき市の男性が金塊700グラム、およそ2千万円の詐欺被害にあっていたことが分かりました。“青切符”制度導入から3週間 県内交付件数は9件 なかには高校生も被害にあったのはいわき市に住む60代の男性です。
警察の調べによりますと、男性は先月8日、自宅の固定電話にかかってきた電話で、NTTの職員を名乗る男から「あなたの名義で携帯電話が不正に契約されている」などと言われました。
その後、電話を代わった警察官を名乗る男から「特殊詐欺の関係で逮捕した者があなたの口座に一千万円を振り込んだと言っている」「あなたに逮捕状が出ている」などと、ウソの逮捕容疑を騙られたということです。
男はさらに「マネーロンダリングの関係であなたが疑われているため金を買ってください」「金融庁でお金の流れを確認する」「私たちが金を預かり、何もなければ返します」などと言ったということです。
話を信じた男性は、先月18日に男の指示に従い、県内の貴金属店で100グラムの金塊7枚を購入しました。
男の指示通りに自宅の郵便受けに金塊を置き、そのままだまし取られたということです。
その後、何の連絡もないことを不審に思った男性が金融庁に問い合わせ、詐欺の被害に気づき、警察に届け出ました。
一連のやり取りでは、通信アプリのダウンロードを促されるなど、「固定電話」から「スマートフォン」へと連絡手段を変えるよう誘導されたということです。
県内では、同様の手口で白河市の男性から金を奪った詐欺の疑いで、今週火曜日に成田空港で台湾籍の男が逮捕されていて、関連がないかなど慎重に捜査を進めています。