京都府南丹市園部町の山林などに安達結希さんの遺体を遺棄した疑いで、父親の安達優季容疑者(37)が、逮捕・送検された事件。マスクとメッシュキャップを着けて警察の捜索に立ち会う安達優季容疑者 憔悴した母親との間に”温度差”安達容疑者が逮捕前に、結希さんの殺害を認める供述をしていたことがわかっていましたが、17日、新たに供述内容が「首をしめつけて殺した」という趣旨だったことが、捜査関係者への取材でわかりました。結希さんの死因は特定できておらず、警察は慎重に裏付け捜査を進めています。
警察が安達容疑者のスマートフォンを解析して得られた位置情報の履歴などから、結希さんの捜索範囲を絞り込み、遺体や結希さんのものとみられる靴を発見していたこともわかりました。
警察は15日から自宅を2日間捜索し、安達容疑者の衣類など三十数点を押収して詳しく調べるとしています。17日には、結希さんが行方不明になった23日に安達容疑者が運転していた車を自宅から運び出しました。
捜査本部がある南丹警察署から中村想人アナウンサーが最新情報をお伝えします。
中村想人アナウンサー
「安達容疑者はきょう(=17日)午前9時ごろに勾留請求のため京都地裁に車で向かい、午後1時半ごろにこちらに戻ってきました。関係者によりますと、勾留請求が認められたということです」
「これまで安達容疑者は、送検の際などに何度もこの駐車場の門を出入りしていますが、車の後部座席には毎回幕が張られていて、表情を見ることができていません。車に乗る際には、報道陣から見えないようバスが置かれていて、ヘリコプター対策なのか傘もさされていて、姿が確認できていません。こうしたことから、事件の取り扱いをめぐり緊張感の高さが見てとれます。警察は引き続き事件の詳しい経緯を調べています」
事件について、犯罪心理学者の出口保行さんに詳しく聞きました。
ーーQ.「首をしめつけて殺した」という趣旨の供述からどんな印象を持ちますか?
出口さん
「殺人や傷害致死など、人を死に至らしめる事件が何かしらあるわけです。仮に殺人と仮定して”殺意がある”ということになると、基本的には凶器として刃物を使うことが非常に多いです。暴力をふるいすぎて相手が亡くなってしまったり、思ってもないようなことで相手が亡くなってしまった場合は、傷害致死になる場合もありますが、そもそも殺意がないわけですから凶器がありません。首をしめつけるというパターンもあり得るので、どうして亡くなってしまったのか原因の特定が急がれるところだと思います」