人材の獲得競争が激化する中、警察官の志願者数も減少傾向にあります。
厳しいイメージが先行し、「教場」ともいわれる警察学校の変化について取材しました。【動画を見る】厳しいイメージ先行…『教場』といわれる警察学校にも“変化”名取市にある県警察学校。
新人警察官が、半年~10か月のあいだ生活し、日々さまざまな訓練に励むいわゆる“教場”です。
佐藤さん)こちらはどちらで拾われました?
犯人役)そこの道路で
佐藤さん)これを携帯していた時点で逮捕となります
2025年10月、真剣な眼差しで訓練に臨むのは佐藤莉穏さん(19)です。
佐藤さん
「警察官の制服を着た姿を見て、かっこいいなという憧れで」
高校卒業後に夢への一歩を踏みだした佐藤さん、
しかし、ある不安を感じていました。
佐藤さん
「警察学校はすごく厳しいところだと思っていて、すべて細かくルールが決められていて大変なところなんだろうなというイメージをもっていました」
厳しさばかりが強調され、そのイメージが根強い警察官。
2027年春に卒業する学生を対象に行われた就職説明会では、そのイメージを払拭します。
就職説明会)監禁されてんじゃないのかとか、軍隊みたいに厳しい仕事をさせられるんじゃないかとか、そんなことは一切なくて
2025年度の宮城県警の受験者数は408人、ここ10年で最多の受験者数だった2016年度に比べるとなんと“半減”。
宮城県警本部 採用担当・千田丈晴 課長補佐
「警察学校も、とても厳しいんじゃないかきついんじゃないかというイメージが先行して、警察官になろうというハードルを一段と高くしてしまっているのでは」
警察学校でも、そのあり方について見直しが進められています。
かつては厳格だった校則も、時代に合わせて変化。
頭髪は、以前はショートカットが推奨されていましたが、現在は「端正な髪型」とするなど柔軟な運用に。また、スマートフォンも限られた時間内での使用が認められるようになりました。
新人警察官
「(スマホを)普通に使えるからいつでも。友人とか家族に電話とかできる」
「全部生活が縛られていると思ってたんですけど、意外とそんなこともなくて、今こうやってお菓子食べたりできてるので、それが(イメージと)違うなと思いました」