北九州市で23日、詐欺事件の巧妙な手口を疑似体験できる催しが開かれました。使われたのは、実際に起きた詐欺事件を学習させたAIです。
■白野寛太記者
「下4桁、0110の番号から電話がかかってきました。」
■動画
「初めまして。山口県警の特殊犯罪捜査官の平野と申します。あなたを詐欺事件の共犯者として捜査しており、裁判所からあなたの逮捕状を取得しています。」
ビデオ通話で不安をあおる警察を名乗る男。通話が切れると。
■白野記者
「送られてきたのは、逮捕状と書かれた画像です。地方裁判所と書かれた印鑑も押されています。」
北九州市小倉南区の商業施設で開かれたのは、詐欺の手口を疑似体験できるイベントです。
使われているのは、実際にあった詐欺事件を学習させた「AI」です。スマートフォンのメッセージアプリで、巧妙な手口を再現しています。
“ロマンス詐欺体験”では、趣味についての何気ない会話からスタートします。やりとりを繰り返して親近感を抱かせ、金を振り込ませる手口が再現されます。
■体験した人
「うまく、人の心を突いてくる。だまされないようにしないとなと思った。」
警察によりますと、福岡県でことし1月に確認されたSNS型投資・ロマンス詐欺は78件に上ります。被害額はおよそ8億3000万円と、去年の同じ時期の2倍以上となっています。
警察は「絶対儲かるという話は詐欺」だとして、SNSやインターネット上の投資話に注意するよう呼びかけています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年3月23日午後5時すぎ放送