2024年10月、北海道江別市の公園で男子大学生の長谷知哉さん(20=当時)が、集団暴行を受けて死亡した事件。すでに強盗致死などで起訴されている被告のうち、川村葉音被告(21)ら3人の初公判日程が決まった。【写真】〈飲み過ぎて頭いてぇ〉川村葉音被告のSNSに多数投稿されていたプリクラ、彼氏とのツーショット、高校生の頃の写真など
当時、逮捕されたのは川村被告のほか、長谷さんの交際相手だった八木原亜麻被告(21)と少年を含む計6人。犯行のきっかけは”痴情のもつれ”だったとみられている。半数が当時20歳以下のグループによって起きた惨劇は、いかにして引き起こされたのか。事件直後の取材内容とともに、その経緯を振り返る。
地元紙記者の解説。
「発端は八木原被告と長谷さんの別れ話でした。事件の翌年に就職活動を控えていた長谷さんは当時、八木原被告に対して交際解消の期限をほのめかしていた。友人である川村被告は、八木原被告からこの別れ話に関する相談を受けており、逮捕後には『前々から長谷さんに謝らせようと思っていた』などと供述をしている」
2024年10月25日夜、千歳市に住む長谷さんは八木原被告が住む江別市のアパートへ。その後、犯行現場となった近所の公園に2人で向かったところ、次々と川村被告と少年らが集まってきた。
「長谷さんの死因は外傷性ショックでした。暴行は数時間にわたり、暴力行為は合わせて数百発に及んだとされている。長谷さんが謝罪したり暴行を受けたりする様子が被告らのスマホにも収められていました。
また6人が長谷さんに『(金を)ぜんぶ出せ』『カードあんのか』など暴言を浴びせ、犯行後には奪った金で飲食をしていたこともわかっています」(同前)
川村、八木原両被告は当時、大学生。改正少年法における「特定少年」として、すでに実名公開されている川口侑斗被告(当時18)と滝澤海裕被告(当時18)=両被告とも検察官送致(逆送)済み=や、ほかの少年たちとは歳も立場も違うが、なぜ6人は交友関係があったのか。
川口被告の知人が話す。