全裸の男、患者を乗せた救急車を強奪…赤色灯のまま29km暴走「どうかしている」と話題騒然

米ウィスコンシン州で、全裸の男が患者を搬送中の救急車を奪って逃走するという前代未聞の事件が発生した。男はパトカーによる追跡を振り切りながら、約29kmにわたって暴走。最終的にタイヤがパンク、道路脇で身動きが取れなくなったところで現行犯逮捕された。【動画】救急車から全裸男が降りてくる瞬間
事件が起きたのは2月17日の夜のことだった。ウィスコンシン州ラピッズで、消防局の救急隊員が、腎臓病患者を自宅から救急車に乗せて病院へ搬送しようとしていたところ、突然現れた全裸の男が救急車の運転席に飛び乗った。

この直前、この男は全裸のまま腕立て伏せをしたり、卑猥な言葉を叫んでいたりしていたという。近隣住民から警察に通報が行われていた。

救急隊員は男を阻止しようとしたが、安全を確保するために車外へ逃れることを余儀なくされた。救急車は患者を後部に乗せたまま急発進した。強奪された救急車は、赤色灯を点滅させたまま市街地を走り抜け、郊外へと猛スピードで逃走した。その速度は最大で時速144kmに及んだという。

警察は逃走車を止めるためスパイクストリップを投入、タイヤをパンクさせることに成功した。救急車は道路脇のトウモロコシ畑に落ちて動けなくなった。警察はドローンを投入して車内の様子を慎重に監視。武装した警察隊が投降勧告を行うと、男はようやく車外へと出てきた。男は武器を持っておらず、依然として完全に全裸の状態だった。

幸いにも、後部座席に取り残されていた患者に怪我などはなく、その後無事に病院へと搬送された。
この異様な事件は、主要メディアでも取り上げられる騒ぎとなった。特に、警察のボディカメラが捉えた逮捕時の映像は、SNSでも「イカれてる」「どうかしている」と話題になった、

逮捕されたベンジャミン・フェルツ容疑者(37)は、警察の調べに対し、犯行前に床掃除用の洗剤をボトル半分ほど飲んだと供述している。体内からアルコールは検出されていない。なぜ全裸だったのか、なぜ洗剤を飲んだのか、そしてなぜ救急車を奪ったのか? 動機については今も不明のままだ。

フェルツ容疑者は現在、飲酒・薬物運転や車両強奪、暴行など10件以上の罪に問われており、裁判を前に精神鑑定が命じられている。

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