今月7日、富山市の国道8号の交差点で親子2人が死亡した事故で、警察はきょう容疑者の男立ち会いのもと実況見分を行いました。
こちらはきょう現場で行われた実況見分の様子です。実況見分は容疑者の自宅から始まりました。
大平記者
「午前9時50分です。警察車両が容疑者の自宅に入っていきました」
きょう警察が行った実況見分は、危険運転致死の疑いで逮捕・送検された舟橋村舟橋の会社員杉林凌容疑者(26)の自宅から行われました。
自宅を出発した後、すぐに車は停止し、後ろのドアを開けて道路を確認していました。
後部座席には杉林容疑者の姿が確認できます。
車はその後、何度か交差点でとまり、写真撮影などが行われました。
大平記者
「容疑者を乗せた車は国道8号を走行していて現場方面に向かっています」
この事故は今月7日の早朝、富山市八町の国道8号交差点で杉林容疑者が運転する車が軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた富山市布目の38歳の女性と中学2年生の息子が死亡したものです。
捜査関係者によりますと、きょうは事故当日と同じ走行ルートをたどったということです。
自宅のある舟橋村を出たあと金尾新の交差点を左折し、国道8号に入り、事故現場となった富山市八町の交差点方面へ向かいました。
吉本記者
「午前10時28分です。容疑者を乗せたとみられる車が事故現場の交差点に到着しました」
出発からおよそ30分後、現場付近に到着しました。
大平記者
「後部座席に杉林容疑者の姿が見えています」
ここでも後ろのドアを開けて警察が交差点付近から写真を撮影しました。
滞在時間はおよそ5分。杉林容疑者は後部座席から無表情で現場を見つめていました。
付近の防犯カメラの映像には、杉林容疑者側の信号が赤に変わってからおよそ14秒後に、事故が起きた様子が映っていました。
捜査関係者によりますと杉林容疑者は赤信号だったことは数百メートル手前から認識し、ブレーキをかけないまま時速140キロを超えるスピードで衝突したとみられています。
また、別のカメラでは事故当時、大きな衝突音があったことも確認されました。
捜査関係者によりますと、きょうの実況見分などから杉林容疑者が赤信号を認識した場所などを調べているということです。
これまでの調べに対し杉林容疑者は「赤信号でも行ってやろうと思った」などと容疑を認めていて、ほかの車と一方的に競い、「引き離そうとしていた」などと供述しているということです。