斎藤千栄子容疑者寝たきりの娘(29)を殺害か 逮捕の母「一緒に死のうと思った」 千葉・茂原市

千葉県茂原市で、29歳の娘を殺害した疑いで、母親が逮捕されました。重度の障害があり寝たきりの状態だった娘を、母親が介護していたとみられ、調べに対し「一緒に死のうと思った」などと話しているということです。【画像】「行く末を案じて無理心中しようと」 29歳娘を殺害か…58歳母親を逮捕 娘には重度の障害があったか
58歳の母親と、重度の障害があったとみられる29歳の娘。2人で暮らしていた千葉県茂原市の家で8日、事件は起きました。

逮捕されたのは、母親の斎藤千栄子容疑者(58)。娘の加奈さん(29)を殺害した疑いが持たれています。

親子を長年知っている、近所に住む男性は…。

近所の男性
「(娘は)生まれた時からずっと車イス。(トイレなど)下の世話も全部(斎藤容疑者が)やっていた」

加奈さんは、体を動かすことも話すこともできない寝たきり状態。そんな娘の介護を、斎藤容疑者は続けていたとみられます。
すると、8日の朝方。突然、男性の元に斎藤容疑者から電話がかかってきたといいます。

近所の男性
「(8日)午前6時12分ごろ電話来た。『起きてる?』『起きてるよ』」

斎藤容疑者は、こう話したといいます。

斎藤容疑者(58)
「大変なことがあったから来てほしい」

近所の男性
「慌てて行った。開けてみたら部屋の中がきれい」

男性が自宅に入ると、普段、物が置かれていたはずの部屋は、何もない状態。その角に、座り込んでいたという斎藤容疑者。全身がぬれていたといいます。

「お母さん(斎藤容疑者)がビショビショで、ブルブル震えていた。泣いて震えてる。『どうした?』『(加奈が)死んじゃった』『自分がやった』というようなことを言っていた」

近所の男性
「さてはと思って(別の部屋を)見たら、(娘が)真っ白になってベッドの上で斜めになって」

警察によると、加奈さんはその場で死亡が確認され、斎藤容疑者同様、全身がぬれた状態だったといいます。

その近くには…。

近所の男性
「白っぽい衣装ケースが2つ置いてあった。その中に紙パンツとかいっぱい入っていたけど全部ぬれていた」
斎藤容疑者は、こう供述しています。

斎藤容疑者(58)
「衣装ケースにはぬるま湯を入れた」

警察は、斎藤容疑者が衣装ケースに加奈さんの顔を沈め、殺害したとみています。

「この先、私が死んで、娘がかわいそうな境遇にあうなら、私も一緒に死んで天国に行こうと思った」

近所の男性によると、自宅には、遺書が置いてあったといいます。

──斎藤容疑者は普段どんな人?

近所の男性
「普通ですよ、普通の奥さん」

──はたから見たら元気そう?

近所の男性
「元気そう。(娘は)手足は動かないし、しゃべれないし。そんなに悩んでいるような感じじゃなかった」

警察は、事件の詳しい経緯を調べています。

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