国民民主党公認で衆院選(東京7区)に出馬するも落選し、選挙違反の疑いで警視庁に逮捕された元都議の入江伸子容疑者(63)。逮捕後に同党都連は除籍処分を発表した。【写真】都民ファーストの会時代の入江伸子容疑者
「フジテレビ社員を経て都議を2期務めた入江容疑者は、選挙を手伝うSNS運用会社の女性社長に人集めを依頼し、この会社でインターンをする10~20代の女子大生らが”運動員”として集められた。
ビラ配りなどの見返りに日当1万円を支払い、『お金をもらうのはダメだから誰にも言わないで』と口止めしたとされます。公職選挙法が禁じる買収にあたるとして女性社長や陣営の会計担当者とともに逮捕されました」(全国紙社会部記者)
その入江容疑者には重い過去がある。フジテレビの報道記者(カイロ支局長)だった夫が難民取材に向かう途中で飛行機事故により死去。「絶望のどん底」(公式HP)から幼い息子2人を育て、東大を卒業させている。
「大変気の毒な境遇でしたが、一方で夫の元上司との再婚、ブランド品を紹介するセレブ雑誌への登場など悲劇的イメージとのギャップもありました」(フジテレビ関係者)
2017年に都民ファーストの会から都議選に初挑戦した際、週刊ポスト(同年6月23日号)が直撃してブランド趣味などについて尋ねた際はこう答えていた。
「それがなぜ批判されなければならないのか。夫がいきなり黒焦げの遺体になって、その反動ですごく好きなものを買ったり、依存症的なこともなきにしもあらずでしたが、税金を使って買ったわけではない。
セレブ雑誌に登場するような優雅なマダム生活をしていた私が、それを全部捨て、今までの宝石が身につけられなくても、ブランドものが買えなくなってもいいから社会貢献したいと今回(2017年都議選に)出馬した。未来のためにという思いがあるからできるので、そうでないなら今頃ブランド物のバッグを持って歩いていますよ」
そうして都議となったが、元同僚の都議は言う。
「都議時代もブランド品は身に纏っていたが、育ちの良さなのか嫌みがない感じでした。2022年分の所得公開は不動産売却益を含め1億3000万円超で都議でもダントツ。生活に余裕はあったのでしょう」
お金があったとしても、買っていいものと買ってはいけないものがある。
※週刊ポスト2026年3月13日号