資源ごみ持ち去り多発 “常習犯”宅に1トンも Gメンや無料回収で対策 京都・宇治市

金などの資源価格の高騰を背景に、資源ごみを収集場所から持ち去る悪質行為が全国で相次いでいます。京都府宇治市では、全国でも珍しい資源ごみの無料回収や持ち去りを取り締まるGメンが活躍しています。【画像】環境省のモデルに採択された、資源の引き取りサービスとは
早朝の京都府宇治市役所では、出勤前の時間にもかかわらず、多くの職員の姿がありました。そのワケは。

宇治市 まち美化推進課 北野善道主任
「ごみ置き場に置かれている資源物とかを抜き取る者がいるので、ごみ置き場周辺を青色パトライトをつけてパトロールして回ります」

 資源ごみ収集日に持ち去りが多発している宇治市内。この日は4台の車に分かれ市内を回ります。

 しばらくすると、早速、別の車から持ち去りの瞬間を見つけたという連絡が入りました。

 現場に向かうと、自転車の横にたたずむ一人の男性がいます。袋の中には鉄製の調理器具や電線コードが入っています。

北野主任
「お金に換える?」

男性
「お金…?」

北野主任
「売る?」

男性
「売る?あぁ〜」

北野主任
「日本語分からない?」

男性
「(うなずく)」

北野主任
「今、警察呼ぶから警察」

男性
「警察?」

北野主任
「分からない?」

 日本語が分からないという男性。事の重大さも分かっていないのか、警察が来るまでの間のんびりとたばこをくゆらせます。

北野主任
「日本人ではない方なんで、詳しい事情は聞けないんですけど、おそらくどこか買い取りをしてくれるところに持ち込んでお金に換えておられるというようなことだと」

 到着した警察官に職員が状況を説明。男性に対し、事情聴取が行われます。

警察
「回収業者とか、そういうのではないですよね?これは資源で回収して市が使っているやつなんですけど知ってます?」

 身分証明書を確認して本部に連絡をします。

警察
「ちょっと現時点でどの程度、日本語を解しているのかちょっと判別つかない状況です。中国系です」

 その後、この男性は警察署で取り調べ受け、厳重注意となりました。

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