大阪・キタ地面師グループ、偽造免許証写真の男性とSNSで接点…闇バイトでメンバー集めたか

大阪・キタの不動産を巡る地面師事件で、不動産の所有者を偽るために使われた偽造運転免許証の顔写真の男性が、SNSを通じ、地面師グループと接点を持っていたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪府警は、地面師グループが闇バイトでメンバーを集めていた可能性があるとみている。
司法書士の被告(34)は昨年1月、法務局に対し、大阪市北区の不動産の所有権を移転する目的で、代理人を装って所有者の偽造免許証を提出。顔写真には、所有者と無関係の60歳代の男性が使われていた。府警の捜査で、この写真の男性がSNSを通じ、地面師グループと接触したことがわかったという。府警は男性を任意で調べている。
男性は報酬目的の闇バイトで、地面師グループに顔写真を提供した可能性がある。所有権の移転先となった不動産会社の元代表の男(33)は、逮捕前の任意聴取に「闇バイトに応募した」と供述していた。被告は、何者かから秘匿性の高いアプリで登記変更を依頼されていた。府警は、地面師グループが闇バイトやアプリでメンバーを集め、事件に関与させたとみている。
被告は今月4日、同市北区の不動産の所有権登記を不正に書き換えたとして起訴された。被告と元代表の男は同日、この不動産の所有者らになりすまし、企業から売却代金約4億円を詐取しようとしたとして逮捕された。

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