375万円で購入のマンション、8倍で認知症男性に…高齢者を狙った高額契約相次いでいる可能性

認知症の高齢者に不当な不動産売買の契約をさせて現金をだまし取ったとして、千葉県警捜査2課は5日、東京都府中市の男(39)を準詐欺容疑で逮捕したと発表した。逮捕は4日付。【表】一目でわかる…認知症が疑われながら医療機関を受診しなかった理由、多いのは?
発表によると、男は2023年9~10月頃、氏名不詳者らと共謀し、千葉県野田市の男性(当時84歳)が認知症を患っていることに乗じ、埼玉県のマンションの一室を共有名義で購入させ、現金約2000万円をだまし取った疑い。物件は375万円で購入したもので、約8倍の価格を提示し、男性と契約を結んだとみている。黙秘している。
男は当時、不動産販売会社「N―Nine」(東京)に勤務していた。同課は、同社が認知症や独居などの高齢者を狙って高額な不動産契約を結ばせ、県内での被害額は8000万円以上に上るとみている。
また同課は、同社と、同様の手口で現金をだまし取ったとして社員らが24年6月に警視庁に逮捕された「インターネット不動産販売」(東京)に関連があるとみて調べている。

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