多額の現金狙う事件、上野・羽田・香港…築地でも去年 暴力団関与の可能性も

都内などで億単位の現金が相次いで狙われた事件の1つで、強盗グループが逃走に使ったとみられる車が防犯カメラに映っていました。現金を奪われた被害者の中に、強盗グループに情報提供をする“内通者”の存在も明らかになるなど、事件は複雑さを増しています。【画像】“被害者”を逮捕・起訴…上野・羽田・香港“多額の現金狙い”3つの事件 4人初公判で詳細徐々に
防犯カメラに映る白い車。この車に乗っていたとみられるのが、いまも逃走を続ける3人組の男と4億2000万円もの現金です。

東京・上野や羽田空港、そして香港で多額の現金が立て続けに狙われた事件。

2日、新たな展開を迎えたのが、香港での強盗事件です。これまで、男女6人を逮捕したと発表していた香港の警察。そのうち起訴された4人の初公判が行われました。

1月31日、香港警察が明らかにしたのは。

香港警察
「もともと自称被害者の日本国籍の男も強盗グループの一員。彼は内通者であり強盗側に情報を与えた」

被害者の中にいた強盗グループに情報提供をする“内通者”の存在です。

一体、なにが起きているのか? その詳細が徐々にわかってきました。
「第一の事件」は、1月29日の午後9時半ごろに発生。男女5人が東京・上野の路上で3人組に現金約4億2000万円を奪われました。

「第二の事件」は、そのわずか2時間半後に発生しました。東京・羽田空港の駐車場で両替商の社長の男性ら4人が襲われ、現金約1億9000万円が4人組に奪われそうになります。

いずれの被害者も、狙われたのは香港に運ぶためのカネだったと話しています。

その後、羽田の被害者のうち2人は、奪われなかったカネを持って香港に向かいますが、そこで「第三の事件」が発生します。

香港の繁華街で男性が襲われ、現金約5100万円が入ったリュックサックを奪われたということです。

さらに、羽田空港の被害者の1人は、去年11月に東京・築地でもカネを盗まれていたことが新たにわかりました。その額、日本円で約9500万円相当の外貨だったということです。

そして、香港に向かった27歳の男こそが、香港警察が内通者としている人物。強盗グループに移動ルートや到着時間などの情報を提供していたとしています。

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