香港の強盗事件で容疑者6人逮捕 香港警察「1人は内通者」

東京と香港で、相次いで巨額の現金が奪われた事件。香港の事件をめぐり、香港警察は31日、6人を逮捕。この中の一人は、被害届を出した日本人で、犯行グループの内通者だった疑いも浮上しています。何がどうなっているんでしょうか?(1月31日OA「サタデーステーション」より)
ズラリと並んだ日本の一万円札の束。香港で奪われた現金の一部で、警察が押収した約1100万円の現金です。

香港警察の会見
「2人の日本の会社員が日本から香港を訪れ、1億9000万円の日本円を所持していた」

羽田空港で奪われかけた1億9000万円。海を渡り、香港で運搬中に、再び襲われ、およそ5100万円が奪われました。香港警察は日本人3人を含む、6人を逮捕したと発表しましたが…

香港警察の会見
「そのうち1人は日本人で、この人が内通者であると見ている。強盗の仲間である」

強盗事件が起きた際に被害を届け出た日本人男性が、犯行グループに情報を流していた内通者として逮捕されました。現在も捜査は続けられています。
そして日本の強盗事件でも新たにわかったことが…

報告・仁科健吾アナウンサー
「犯行グループは、4億2000万円を奪って逃走し、こちらに車を乗り捨て、別の白い車に乗り換えて逃走しました。そして千葉県の流山市方面に向かっていき、現在も国内を逃走中だといいます」

警視庁によると4億2000万円を奪った実行犯は3人で、乗り捨てられた水色の車を運転していた人物、さらに乗り換えた白い車を運転する人物と、計5人以上で逃走しているとみられることが新たにわかりました。

まだ多くの謎が残る事件ですが、犯行時間と同時刻の現場を取材して見えてきたこともあります。

報告・仁科健吾アナウンサー
「この辺りで強盗の事件がありました。事件発生が午後9時半ごろと見られていまして、今まさにその同じ時間帯になりますが、歩行者はそこまで多くなく、道路を見てみると交通量もまばらとなっています」

現場は雑居ビルやオフィスビルが立ち並び、日中は人通りや車通りが多い場所ですが、夜になると人通りも減り、多くの店が閉まっています。

29日午後9時半ごろ、日本人や中国籍の7人が3つのスーツケースに入れられた4億2000万円を車に積み込んだ直後、口元を隠した3人組に襲われました。犯人たちは催涙スプレーを噴射し、その隙に4億2000万円を奪い、車で逃走したといいます。

報告・仁科健吾アナウンサー
「現場から500メートル程離れたこの場所に車を乗り捨てたといいます。この時間帯は人通りも車通りもなく、静かな場所となっています」

乗り捨てられた車は「長野ナンバー」で、4億2000万円を奪った犯行グループは、付近で白い車に乗り換えて逃走したとみられています。

台東区の事件から、およそ2時間40分後、羽田空港の駐車場で同様の事件が起こります。海外便が発着する第3ターミナルの駐車場で、日本人男性4人が1億9000万円の現金が入ったスーツケースを車から運び出そうとした瞬間を襲われました。犯行グループは4人で、ここでも催涙スプレーが噴射されるなどしましたが、現金は奪われず、未遂で終わりました。

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