ニセ電話詐欺で不起訴の70歳代女性、検察審査会が「不起訴不当」議決…「立証できる可能性が相当に高い」

ニセ電話詐欺に関わったとして詐欺容疑で逮捕され、不起訴となっていた女性(70歳代)について、福岡第1検察審査会は「不起訴不当」と議決した。8日付。
女性は、自身が約5000万円相当の詐欺被害に遭った後、詐欺グループに加担し、高齢女性に1200万円を自身の口座に振り込ませた疑いで昨年5月に逮捕された。しかし、福岡地検は同年7月に不起訴としていた。
議決は「詐欺行為に加担しているという犯罪を立証できる可能性が相当に高い」と判断。詐欺被害に遭った後、詐欺に加担する事例が少なからずあるとした上で「だまされた被害者という理由で犯罪の立証ができないと軽々に判断すれば犯行を助長することになりかねない」と指摘。「同様の被害をなくすためにも適正な判断が必要だ」と結論づけた。

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