石丸正和容疑者見積もり2万円→請求22万円「クーリング・オフできない」回収業者を逮捕 引っ越しシーズンに注意

不用品の回収を依頼した女性に対し、クーリング・オフができないとウソの説明をしたなどとして、回収業者の男が逮捕されました。女性は、見積もり金額の10倍を超える代金を請求され支払っていました。
■森野里奈記者
「石丸容疑者が出てきました。フードをかぶっていて表情は確認できません。」

特定商取引法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、不用品リユースセンター福岡営業所の現場責任者、石丸正和容疑者(41)です。

警察によりますと、石丸容疑者は去年10月、福岡市の20代の女性から依頼を受けて自宅を訪問し、冷蔵庫やソファーなど18点を回収しました。

女性は事前の説明で代金は2万円と聞いていました。しかし、作業当日になって一転、次のように説明されたといいます。

『2万円は、あくまでトラック代』

作業費や仕分け代などの名目で、10倍以上にあたる22万円余りを請求されたということです。

驚いた女性が、法的に認められている契約解除=クーリング・オフを申し出ると。

『作業が始まっているから止められない』

石丸容疑者は、クーリング・オフができないとウソの説明をした疑いです。

女性は父親に電話をかけて、石丸容疑者と話してもらいましたが。

『俺たちの大切な時間を使って作業をさせとるやろ。この電話の時間も追加料金を取るぞ』

石丸容疑者が大声を出したため、クーリング・オフを諦めたといいます。
福岡県消費生活センターなどによりますと、この業者をめぐっては、2019年からことし1月までに県内で114件の相談が寄せられています。

ほとんどがホームページに記載された金額の10倍以上を請求されたという内容で、中には数百万円を請求された人もいました。
福岡県警は、契約の前には細心の注意を払うようにと話します。

■福岡県警 生活経済課・藤川孝幸 次席
「見積もりの際に価格だけではなく、追加料金がないのか、あいまいな受け答えをしていないか、もしあれば思い切って断ることをお願いしたい。」

これから春先にかけては、引っ越しに伴う不用品回収の需要が増加します。

警察は「トラブルがあった際は、最寄りの自治体の消費者生活センターか警察に相談してほしい」としています。

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