[宮地真緒さん]「わたし全然明るくないんですけど」朝ドラヒロインのイメージに葛藤…「ぐれたい」と黒づくめに「逮捕はいっぱいされている」

女優の宮地真緒さんは2002年、NHKの連続テレビ小説「まんてん」のヒロイン、日高満天役に抜てきされ、全国に顔が知られるようになりました。でも、自分とは遠い役のイメージに、その後は葛藤もあったといいます。今はお酒を飲んだり親しい人と話したりするのが一番のストレス解消法だそうです。(聞き手・道丸摩耶)宮地真緒さん 幼少期から今は亡きマネジャーとの写真も【写真9枚】
――宮地さんといえば、連続テレビ小説「まんてん」のヒロインが思い出されます。

 そうですよね。でも、「まんてん」のイメージからか、その後も明るくて元気な役が続いて、「私、全然明るくないんですけど……」とすごく葛藤を感じていた時期がありました。体力には自信があるので、元気は元気なんですけど、明るくて笑顔がはじけるとか、そういうイメージとは私、ほど遠いんです。家に引きこもって漫画を読んでいたいタイプ。求められている姿と自分のギャップがしんどくて、「ぐれたいな」と思ったこともありました。

――実際にぐれたこともあったんですか?

 一時期、全身真っ黒の格好をしたり、ロックテイストの服で「強い女」のイメージを押し出したりしていました。いつの間にか飽きてやめてしまいましたが。

 でも、20代の頃はすごく気を張っていて、とにかく素が出せませんでした。仕事の現場でも、「女優のイメージ」を優先して自然体でいられず、芸能界に友達も少ないので、とにかく素を出すことが怖かった。他人との間に、ずっと線を張って生きてきた感じです。じっくり考えてしゃべりたいタイプなのに、バラエティー番組に呼んでいただいた時は、周囲から「爪痕(つめあと)を残さないといけない」と言われて、虚勢を張って滑ったり……(笑)。「無理しなきゃよかった」と落ち込むこともありました。

――今もしんどいと思うときはありますか?

 今は楽になりました。自分で勝手に張っていた線がなくなって、どこでも無理なく楽に生きられるようになったのは、30代後半ぐらいからでしょうか。年を重ねて、だんだん落ち着いていった感じです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする