1月21日、茨城県警は2025年12月31日に水戸市でネイリストの女性が殺害された事件の容疑者逮捕を発表しました。【写真】「ゾッとする…」あまりに身勝手に思える《加害者となりうる人の考え》はさらにその容疑者が元交際相手であり、被害者は犯行の4日前に匿名で県警にストーカー被害の相談先を尋ねていたことが発覚。容疑者は否認しているようですが、被害者が妊娠中でお腹を守ろうとしたという報道もあって、その残忍さに衝撃が広がっています。
また、同時期にあった、北海道日高町の飲食店で壁面から女性の遺体が発見された事件も記憶に新しいところ。飲食店の経営者が逮捕されましたが、被害者は祖母に「彼氏とゆっくり過ごす」と話していたことから、男女関係のもつれという可能性が報じられています。
さらに、12月に報じられた東京都西東京市での母子4人無理心中事件も、母親が借りていたマンションから交際相手とみられる男性の遺体が発見されたことから、原因は男女関係のもつれが有力視されています。
■「男女関係のもつれ」からの事件は他人事ではない
このようなニュースが報じられるたびに、ネット上には「なぜ男女関係がもつれただけで殺してしまうのか理解できない」という声があがっていました。
「ストーカー」「不倫」などと聞くと遠い世界のように感じるかもしれませんが、これほど立て続けに起きていること、全国各地で発生していることなどを踏まえると、自分はもちろん家族、友人、同僚などを守るうえでも、他人事とは言い切れないフェーズに入ったのではないでしょうか。
20年以上にわたって人間関係の悩み相談を受けてきた筆者のもとにも、しつこく交際続行や復縁を迫られて命の危機を感じる人や、逆に「元交際相手を何とかして懲らしめたい」という危うい思考回路の人などがいました。
それらの経験を前提に、なぜ男女関係のもつれが事件化しやすくなっているのか。当事者の心理状態や対処方法などを掘り下げていきます。
■「加害者たち」は何を考えているのか
まず事件化するほど男女関係がもつれたときの心理状態について。下記にこれまで相談者さんから聞いた「加害者となりうる人がどんなことを考えていたのか」をあげていきましょう。