先月18日に、高岡市で大破した車が見つかり、そばで倒れていた女性が死亡した事故から、きのうで1か月が経ちました。事故の後、女性に声をかける男性が目撃されているほか、車に同乗者がいた可能性があります。これまでに分かったことをお伝えします。
長谷川大記者
「高岡市羽広の事故現場です。こちらの信号機の柱は大きく曲がっていて、衝撃の大きさを物語っています。発生から1か月。事故の全容はいまだに明らかになっていません」
先月18日の未明、高岡市羽広の交差点付近で、大破した軽乗用車のそばに、朝日町桜町の会社員髙橋幸菜さん(33)が倒れているのが見つかりました。
髙橋さんは病院へ運ばれましたが、死亡しました。
近所の人によりますと、車は前の部分が大破していました。
大破した車を見た男性
「(家族が)ものすごいでかい音を聞いた。白色だったと思う、軽四で。ひっくり返っていた」
この目撃者とは別に、倒れている髙橋さんに声をかけている男性を目撃した人がいました。
車は、信号機の柱に衝突してスピンしたとみられることや、髙橋さんが車の前であおむけに倒れていたことが分かっています。
髙橋さんの死因は左の肺の静脈破裂でした。
警察は、髙橋さんが事故のはずみで車外に放り出された可能性や、事故の後、車から降ろされた可能性などがあるとしています。
さらに浮上したのが、車には同乗者がいて、運転していた可能性があることです。
運転者が事故現場を離れていたなら、救護義務違反(ひき逃げ)の疑いがあります。KNBの取材では、事故を起こした車は髙橋さんのものとみられますが、知人である小矢部市の30代の男が乗っていた可能性があります。
この男は、事故の前日から当日までの間に小矢部市内に停められていた車を盗んだ疑いがもたれています。
さらに事故の翌日に、石川県能美市で車を盗んだ疑いでも逮捕されています。
事故はどんな状況で起きていたのか。警察は事故現場周辺の防犯カメラの映像などから、解明を進めています。
事故はひき逃げなのかどうか、警察の解明が待たれます。