トランプ氏“軟化”なぜ?4つの要因 専門家は「反発また強まる」イラン情勢行方は

イラン各地に反政府デモが拡がり、緊迫した状況が続く中、外務省は、イラン全土を対象に退避勧告を出しました。一方、トランプ大統領の姿勢には変化も見えています。(1月17日OA「サタデーステーション」)
トランプ大統領(16日 米ワシントン)
「イランは800人以上の処刑を中止した。彼らはきのう、800人以上を処刑する予定だった。彼らが処刑を中止した事実に私は深く敬意を表する」

物価の急騰などを受けイラン全土に広がった抗議デモ。当局の弾圧で多くの犠牲者が出ることになりました。13日に投稿されたSNSの映像には、若者が走り去る姿が。その直後にバイクで追いかける人物。すると、何発もの発砲音が響き渡りました。

犠牲者の家族
「私のかわいい子よ。お願いだから目を覚ましてちょうだい」

ノルウェーに拠点を置く人権団体によると、殺害された人は少なくとも3428人になると言います。ただ、インターネットなどの通信網が遮断され、何が起きていたのか詳細がわかっていませんでした。サタデーステーションは、当局によってどんな残虐行為があったのか、人権団体に話を聞くことが出来ました。

ノルウェー拠点の人権団体「IHR」代表
「イラン南東部では、建物の屋上に機関銃が設置されていました。スローガンを唱えるデモ隊に対し射撃が開始され、ある病院は80人ものデモ隊の死体で埋まってしまった。今回の殺戮は連携されたものだと私たちは考えています」

この人権団体は18年前からイランで活動してきたと言いますが、今回の犠牲者の数は異常な事態だと話します。CNNによると、自宅の窓から反体制を叫ぶ人でさえもドローンで監視し、後日逮捕していたと言います。実際、ドローンが飛んでいる様子が目撃されています。

ノルウェー拠点の人権団体「IHR」代表
「今回の抗議デモにより政権転覆という危機に瀕しました。現代イラン史でも前例のないことです」

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