大阪市北区で起きた土地乗っ取り事件で「地面師」とみられる司法書士の男ら2人が逮捕された。
事件の舞台となったのは、地価の上昇が続く大阪・梅田の近くにある土地。
司法書士の34歳の男ら2人が電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いなどで逮捕された。
2人は、偽造した身分証明書などを利用して、他人の不動産の所有者になりすます手口で詐欺などをたくらむ、いわゆる「地面師」とみられている。
逮捕前の取材に司法書士の男は、自身が「被害者」だと主張。「免許証を偽造する技術もない」と話していた。
そして取材を進めると見えてきたのは、ほかにも同様の事件を起こしていた疑いだった。
司法書士の男は去年、80代の男性が所有する土地や建物を三重県の33歳の男のの会社に不正に所有権を移転する登記をした疑いなどがもたれている。
司法書士の男は、その立場を利用して、なりすまし役として立てた男性が所有者だとする書類を作成。
その書類を法務局に提出し、最終的に33歳の男の会社に所有権を移転させる登記をしたとみられる。
関西テレビは逮捕前の司法書士の男を直撃取材していた。
(Q.誰かに指示されていた?)
【司法書士の男】「それについて答えんかい、コラ!」
怒号を飛ばし、その場を去ったが、別の日に、電話をかけてみると、意外な言葉が返ってきた。
(Q.「地面師」詐欺に関わっている?)
司法書士の男:関わっているというか、被害にあったことはある。
(Q.あなたは「地面師」ではない?)
司法書士の男:私が『地面師』だったらとっくの昔に…免許証を偽造する技術もないですし。
(Q.だまされて書き換えた?)
司法書士の男:生年月日、名前、住所とか、(運転免許証の)ICチップの確認と、それで問題がなければうちは登記していた。
司法書士の男は「自分は被害者だ」と主張。別の人物から依頼されて、登記の書き換えを行っただけだというのです。