医師装いクリニック勤務、給与など440万円だまし取った疑い…無職男を追送検

医師免許がないのに医師としてがん患者らを診察したとして、医師法違反などで逮捕・起訴された大阪市大正区、無職の男(66)について、大阪府警は14日、虚偽の肩書で勤務したクリニックから給与など約440万円をだまし取ったとして詐欺容疑で追送検した。捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。
捜査関係者によると、男は2024年9月~25年4月、同市北区のがん治療・予防専門クリニックに医師であると偽って勤務し、運営法人から給与や日当など計約440万円を詐取した疑い。
府警などによると、男は面接の際、京都大医学部卒、京大病院勤務などと経歴を偽っていた。医師免許については「引っ越し業者が段ボールごと紛失した」「厚生労働省のミスで(各医師に割り当てられた)医籍番号がなくなっている」などと説明していた。
勤務後も医師免許を示さず、25年4月にクリニックを退職。その後、運営法人が府警に詐欺容疑で被害届を出していた。これまで患者の健康被害は確認されていない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする