アメリカによる南米・ベネズエラへの軍事攻撃と大統領の拘束は、世界に大きな衝撃を与えた。ベネズエラで一体何が起きているのか。そして、トランプ大統領の本当の狙いはどこにあるのだろうか。【写真を見る】“再びアメリカの裏庭に”トランプ政権の真の狙いは西半球?軍事攻撃・大統領拘束 ベネズエラで一体何が【報道特集】■「寝ていたら爆弾が飛んできて…」現地の人語る“攻撃の瞬間”
ベネズエラの首都・カラカス上空を飛ぶヘリコプター。3日未明、アメリカが大規模な軍事攻撃を行った。
攻撃を受けた、カラカスの軍事施設近くに住む60代の女性に話を聞くことができた。当時は自宅にいたという。
カラカス在住のベネズエラ人女性(60代)
「午前2時ごろから午前5時まで、断続的に爆発音が聞こえました。最初の音は花火だと思いました。しかし、その後ヘリコプターの音が聞こえてきて、何か異変が起きているのだと気づきました」
外壁が吹き飛ばされた集合住宅。そこに暮らす男性は叔母を亡くした。
集合住宅の住民
「寝ていたら爆弾が飛んできて、破片が叔母の上に落ちてきました。病院に運ばれたけど、どうする事もできませんでした」
■軍事攻撃でマドゥロ大統領と妻を拘束 死者は100人に
今回の軍事攻撃で、マドゥロ大統領とその妻が、アメリカ陸軍の特殊部隊「デルタフォース」によって拘束された。
ベネズエラ政府によると、攻撃による死者は100人に上った。アメリカメディアなどは「犠牲者には民間人が含まれていた」と報じている。
シュプレヒコール
「ベネズエラの大統領はニコラス・マドゥロ!」
道路を埋め尽くす人々。ベネズエラでは連日、アメリカの攻撃に抗議するデモが行われている。
デモ参加者
「戦争反対、平和賛成。私たちは勇敢であきらめない民族です」
「誰に脅迫されても立ち向かいます。ベネズエラは尊重されなければなりません」
カベジョ内務相
「眠っていた何の罪もない民間人が爆撃で殺害されました。帝国主義者が、ベネズエラの国民が選んだ誇り高き大統領を連れ去りました」
■拘束の理由「麻薬」は本質的な理由ではない?
ベネズエラへの軍事攻撃と大統領拘束の理由について、トランプ大統領はアメリカへの麻薬流入を阻止するためだと述べた。