千葉県市川市の民家で2024年10月に起きた「闇バイト」による強盗事件で、警視庁などの合同捜査本部は9日、住所不定、無職福地紘人被告(26)ら指示役の男4人を住人の女性に対する逮捕監禁や窃盗などの容疑で再逮捕した。4人が首都圏で相次いだ一連の闇バイトによる強盗事件に関与したとみて調べている。
ほかに再逮捕されたのは、いずれも無職で住所不定、斉藤拓哉(26)、東京都中央区晴海、村上迦楼羅(かるら)(27)、仙台市青葉区上杉、渡辺翔太(26)の3被告。
発表によると、4人は実行役らと共謀して24年10月17日午前2時頃、市川市柏井町の民家で住人女性(51)の両手足を粘着テープで縛った上、女性の軽自動車で連れ去り、同日午後9時頃まで埼玉県川越市内のホテル一室に閉じ込めた疑い。
さらに、奪ったキャッシュカードなどで同日、現金自動預け払い機(ATM)から現金163万円を引き出したほか、女性のクレジットカードで貴金属店でネックレス2点(販売価格計約226万円)を不正に購入し、詐取した疑いもある。
4人は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を使い、「PTA」や「GG」など計9個のアカウント名から、実行役の男3人に強盗に入る場所などを連絡。住人女性に暴行を加えて、カードの暗証番号を聞き出すよう指示していた。監禁場所や貴金属店の場所も指定していたという。
被害品の現金やネックレスは東京都内の公園のトイレに隠され、回収役の男女3人を介して、事件の数日後に福地被告に渡っていたことが確認された。
福地被告ら4人は昨年12月、女性に対する強盗致傷などの容疑で逮捕され、その後起訴された。