名作アクションやB級の掘り出し物まで、平日の午後に映画ファンを喜ばせ続けている「午後のロードショー」(テレビ東京系)。今回は、そんな「午後ロー」が贈る2026年1月前半の注目作を5本セレクト。刑事アクションの名作から、極限の山岳アクション、社会派ドラマの良作まで、見逃せない5本を紹介する。第4回。(文・村松健太郎)
放送日時:2026年1月9日(金)13:40~
監督:テッド・コッチェフ
脚本:マイケル・コゾル、ウィリアム・サックハイム、シルヴェスター・スタローン
原作:ディヴィッド・マレル
出演:シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー
【作品内容】
ベトナム帰還兵ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、偏見から田舎町で不当に扱われ逮捕される。
戦争のトラウマが暴発し山へ逃走、追う保安官や州兵と激突し、孤独な兵士の怒りと悲しみが噴き出していく。
【注目ポイント】
1979年の『ロッキー』で一躍ハリウッドを代表するスターに昇りつめたシルベスター・スタローンが主演を務めた1982年の作品。
この1作目も成功を収めたことで、これ以降『ロッキー』シリーズと共にこの『ランボー』シリーズもスタローンのライフワークとなっていく。
なお、『ランボー』というタイトルは邦題で原題は『First Blood』というタイトルだったが、2作目以降はタイトルに『ランボー』(=Rambo)の文字が入るようになった。
シリーズからくるイメージから肉体派コンバットアクションといったイメージが強い“ランボーシリーズ”だが、この1作目に関してはアメリカン・ニューシネマの空気感がまだ残っていた時代の作品ということで、ベトナム帰還兵の悲哀を描いたシリアスで社会派な一面を持った作品となっている。
ベトナム帰還兵のジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は戦友を訪ねて各地を放浪していたが、保守的な田舎町で高圧的な保安官たちから偏見に満ちた目で見られ、市街地の外へ放り出されてしまう。
その後、保安官事務所で取り調べを受けたランボーはベトナム戦争時代に囚われの身となった記憶がフラッシュバック、保安官事務所を抜け出して山中へと逃げ込む。
事態はやがて州兵まで動員されるまでに発展していく。
かつての上官トラウトマン大佐が説得に現れるが…。
ちなみに、実はこの一作目だけはデヴィッド・マレルの「一人だけの軍隊」という原作小説がある。