中村倫也、ムロツヨシ、吉田羊…『相棒』“意外な役”で出演していた人気俳優たち

2025年、シリーズ開始から25周年を迎えた長寿ドラマ『相棒』。24シーズンにわたる歴史の中では、放送当時は知名度が低かった出演者が、今や主演クラスに成長した例も少なくない。■【画像】「少年A」から「刑事」に!『相棒』数年ぶりの出演が話題になったイケメン俳優■「まさかあの人がこんな役を!?」と驚くような、若き日の俳優たちの姿を楽しめるのも、長年愛されてきた本シリーズならではの魅力といえるだろう。今回は、かつて印象的な役柄を演じ、今や主演俳優になったゲストたちを紹介していこう。

※本記事には作品の内容を含みます
初期シリーズにあたるseason4の第7話「波紋」には、今や高い人気を誇るイケメン俳優・中村倫也(当時の芸名は中村友也)さんが印象的なキャラクターとして登場している。

 season4が放送されたのはちょうど20年前。当時10代で、俳優としてのキャリアを歩み始めたばかりの中村さん姿を見ることができる。

 中村さんが演じたのは、大学生の池田俊太郎である。彼は600万円もの大金が郵便受けに入っていたと交番に届けるが、それを聞きつけた人々が我こそが持ち主だと次々名乗りを上げてくる。

 しかし、この騒動は池田が仕組んだものだった。心理学を専攻する彼は、競馬で手にした大金を使い、「高額の金銭に対する大衆の反応」を見るための社会実験を思いついたのである。

 謙虚でおとなしい第一印象とは裏腹に、その思惑が明らかになるとイメージは一変する。賢くはあるが、人生経験が足らずに誤った選択をしてしまった哀れな大学生。複雑な内面を持つ池田の危うさや未熟さを、中村さんは見事に演じ、若くして実力派俳優の片鱗を見せていた。

 さらに、このエピソードには、もう1人有名人が登場していた。それが交番の警察官として登場する音尾琢真さんだ。彼は大泉洋さんや安田顕さんらから成る「TEAM NACS」のメンバーで、当時はまだ全国的な知名度はなかったが、現在では名バイプレイヤーとして知られている。

 「波紋」は、こうした豪華な俳優陣だけでなく、“お金”をめぐり二転三転するストーリーも見どころである。大学生の浅はかな行動が引き起こす社会の波紋を描いた、見ごたえたっぷりのエピソードだ。

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