佐賀県警科学捜査研究所の男性職員(懲戒免職)がDNA型鑑定で不正を繰り返していた問題を巡り、県弁護士会は6日、有志の弁護士らが、県警に逮捕され、福岡県内で服役中の男性について、再審請求の支援を始めたと発表した。【写真】特別監察のため、佐賀県警察本部に入る警察庁の関係者
県弁護士会によると、男性は2017年に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、その後、福岡高裁で、所持と使用の罪で有罪判決が確定した。裁判では、県警によるDNA型鑑定の結果が証拠として採用されていたという。
25年10月、報道で鑑定不正問題を知った男性から県弁護士会に「私の事件で不正が行われていたのではないか」と調査を依頼する手紙が届いたことから、有志の弁護士が調査などを開始した。弁護士らは今後、男性のDNA型鑑定を、不正を行っていた職員が担当していたかを検察に問い合わせ、担当していた場合などに再審請求手続きを進めるとしている。