ロドリゲス氏が暫定大統領に就任…マドゥロ氏を「憲法上の大統領」と配慮

【リオデジャネイロ=大月美佳】ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権で副大統領を務めたデルシー・ロドリゲス氏(56)は5日、国会で宣誓し、正式に暫定大統領に就任した。同国憲法に基づき、米国に拘束されたマドゥロ氏の職務を90日間代行する。【動画】両脇を抱えられ、ヘリで移送されるマドゥロ大統領
就任は最高裁の決定に基づく。国会承認があれば、任期を90日間延長できる。
宣誓式でロドリゲス氏は、「脅威に満ちた困難な時期に、ベネズエラを前進させることを誓う」と述べた。マドゥロ大統領を「憲法上の大統領」だと強調し、「米国で人質となっていることへの深い悲しみがある」と配慮を示した。
ロドリゲス氏の父は左翼活動家で、1976年に当時米国の支援を受けていたベネズエラ政府から拷問を受け、殺害された。宣誓は、国会議長を務める兄の前で行った。
一方、ベネズエラ政府は5日には官報を発表し、米国の攻撃を受けて3日に発令した非常事態宣言の全容を明らかにした。宣言では、米国による攻撃を「主権の重大な侵害」とし、警察に対し、米国の作戦を支援した全員を捜索、逮捕するよう求めている。

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