福岡のアイドルグループ、HKT48の男性スタッフを刺し殺そうとしたとして去年12月に逮捕された30歳の男が5日、再逮捕されました。男性スタッフを襲った直後、面識のない27歳の女性を包丁で刺し殺害しようとした疑いです。
事件が起きたのは去年12月14日でした。
福岡市中央区の「みずほPayPayドーム」でHKT48のイベントスタッフの男性が男に包丁で刺され、その直後には、ドーム隣の商業施設で27歳の女性が刺されました。
HKTのスタッフの男性を刺し殺そうとしたとして事件発生の翌日に逮捕されたのは、福岡県糸島市の無職、山口直也容疑者(30)です。
警察は5日、ドーム隣の商業施設で27歳の女性を殺害しようと背中を包丁で刺し、全治1か月の重傷を負わせたとして山口容疑者を再逮捕しました。
女性は岡山県から訪れ、ドームで開かれたHKTとは別のグループのコンサートに参加したあと、友人との待ち合わせのためにエスカレーターに乗っていた際、被害に遭いました。
女性は警察に対して次のように話しているといいます。
『エスカレーターで後ろからぶつかられたような衝撃を受け、振り返ると無言の男がいた。床に血がついていて背中に熱い感触があり、刺されたと分かった』
山口容疑者は女性と面識はありませんでした。
警察の調べに対し容疑を認め、こう供述しているといいます。
『女性が死んでも死ななくてもいいと思って刺しました』
また、捜査関係者によりますと「逃げている時に前にいたから刺した」という趣旨の供述をしているということです。
山口容疑者はHKT48のファンでした。
一連の事件をめぐり「複数のメンバーを殺そうと思った」「生活が苦しく、事件を起こして法の裁きを受けて死のうと思った」という趣旨の供述をしていて、警察は動機の解明を進めています。