ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」

北欧ノルウェーの王室が揺れている。「開かれた王室」の象徴的存在として、かつては国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(28)が、女性に対するレイプ4件を含む32件の罪で起訴されたからだ。【写真】ハンサムな笑顔で微笑むが…高貴な笑顔のリトル・マリウス
ホイビー氏はメッテ・マリット皇太子妃の長男だが、同妃が2001年にホーコン皇太子と結婚する以前に、別の一般男性との間でもうけた子であり、王族の血は引いていない。しかし母親が王室入りしたことで、幼少期から王室行事に姿をみせるようになり、「リトル・マリウス」と国民に親しまれてきた。

 全国紙国際部記者はホイビー氏の転落ぶりをこう説明する。

「ホイビー氏は、シングルマザーから王室入りを果たした母親のシンデレラストーリーも手伝って、幼少期から王室行事に姿をみせるたびに、頻繁にメディアに取り上げられてきました。魅力的なルックスもあり、国民にとって愛すべき王室の象徴のような存在だったのです。

 ただ当のホイビー氏は2017年、20歳のときに『民間人として生きる』と表明して王室行事には姿をみせなくなりました。自由な生き方を求めて王室と距離を置いたホイビー氏に国民も理解を示していたようですが、このあたりから派手な交友関係やナイトライフが注目されるようになりました」

 王室を飛び出した彼は”おかしな方向”へと向かってしまった。
「2023年頃になると薬物疑惑もささやかれるようになり、2024年8月、ついに元交際相手に対する暴行容疑で逮捕されました。このとき、元交際相手のアパートに駆けつけた警察が、壁に突き刺さったナイフを発見。尋常ではない事態に、ホイビー氏のスマートフォンやPCを押収したそうです。これが彼の転落劇の決定打になりました」(同前)

 警察が押収したホイビー氏のデバイスからは、複数の女性を盗撮したとみられる性的な画像などが見つかり、捜査は本格化した。2024年9月には前出の元交際相手に対する接近禁止命令違反で2度目の逮捕となり、同年11月にはついにレイプの疑いで再逮捕された。

 記者はこう続ける。

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