野津被告兵庫・宝塚のボウガン4人殺傷、28歳男が起訴事実認める…心身の状態悪化で3年越しの初公判

兵庫県宝塚市で2020年、家族ら4人をクロスボウ(ボウガン)で撃って3人を殺害し、1人に重傷を負わせたとして殺人罪などに問われた無職野津英滉(ひであき)被告(28)の裁判員裁判の初公判が25日午前、神戸地裁で始まった。野津被告は起訴事実を認め、弁護側は「心神耗弱の状態だった」と主張した。
起訴状では、野津被告は20年6月4日午前、宝塚市の自宅でクロスボウを撃ち、祖母の好美さん(当時75歳)と母親のマユミさん(同47歳)、弟の英志さん(同22歳)の3人を殺害し、伯母(55)に重傷を負わせたとしている。
野津被告は現行犯逮捕され、神戸地検が鑑定留置を実施。21年1月、刑事責任を問えると判断し、起訴した。争点を絞り込む公判前整理手続きが行われ、一度は公判期日が22年10~11月に決まったが、野津被告の心身の状態が悪くなったため、地裁が期日を取り消していた。
審理は10月15日まで計6日間行われ、判決は同31日に言い渡される見通し。

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