村上被告 渡辺容疑者 斉藤両被告 職業不詳渡辺翔太容疑者千葉・市川の「闇バイト」強盗、指示役の男らは3か月前から事件計画か…実行役を吟味

昨年10月に千葉県市川市で起きた強盗事件に関与したとして、指示役の男4人が逮捕された事件で、男らが昨年5月下旬にSNS上でグループチャットを作り、実行役の候補者について話し合っていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁など4都県警の合同捜査本部は、男らが一連の闇バイト強盗事件が始まる約3か月前から事件を計画していたとみている。
強盗致傷などの容疑で逮捕されたのは、いずれも住所・職業不詳の福地紘人(ひろと)(26)、斉藤拓哉(26)、村上迦楼羅(かるら)(27)の3被告(詐欺罪などで起訴)と、仙台市青葉区上杉、職業不詳渡辺翔太容疑者(26)。
4人は実行役らと共謀して昨年10月17日、千葉県市川市の民家に侵入し、住人女性(51)に暴行を加えて重傷を負わせ、現金などを奪った疑い。
捜査関係者によると、捜査本部が押収したスマートフォンを解析したところ、男らが昨年5月下旬、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でグループチャットを作成していたことが判明。その後、複数回にわたり、実行役らの募集方法や応募してきた人物に役目が務まるか話し合っていたことなどが確認されたという。
男らのスマホからは、同年8月下旬~10月下旬にインターネットでX(旧ツイッター)の他人のアカウントを複数購入していた形跡も見つかった。アカウントは実行役らの募集に使われ、投稿には「詐欺、強盗、空き巣、案件多数」などの具体的な文言もあった。
捜査本部は、男らが直接、実行役らを集め、昨年8月下旬以降に首都圏で相次いだ強盗など計18事件を首謀したとみている。
捜査本部は6日、福地、斉藤両被告と渡辺容疑者を強盗致傷と住居侵入容疑で東京地検に送検した。村上被告は留置場から出るのを拒んだため、関係書類のみを送った。
市川市の事件では、これまで実行役3人と被害品の回収役3人が強盗致傷罪などで起訴され、このうち実行役の男(22)には今年10月、千葉地裁から実刑判決が言い渡された。公判では住人の被害女性(51)の供述調書が読み上げられ、残忍な手口が明らかになった。

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