香港“史上最悪火災”死者128人に 汚職の疑いで逮捕者も 延焼拡大と救助難航の要因は?

香港の高層マンションで起きた大規模火災の発生から3日目。これまでに128人の死亡が確認されています。地元当局は、マンションの修繕工事に関連する汚職の可能性もあるとして、捜査を開始しました。【解説】タワマンなどで火災が起きたら…日本の対策は 香港高層マンション大規模火災◇

佐藤梨那キャスター
「火災現場となったマンションがよく見える広場です。ここには規制線が張られていて、その先に進むことができなくなっていますが、この広場には多くの人が集まっています」

28日夕方の現場には、献花に来た人たちの姿がありました。

献花に来た高校生
「近所に住んでいるので献花に来ました」
「学校がすぐ近くだからすごい煙を見ました」
「とても悲しいです」

献花に添えたメッセージには…。

献花に来た高校生
「天国でもお幸せにと書きました」
香港の修繕工事中の高層マンションで、26日に発生した大規模火災。

28日、中国国営メディアが投稿したマンション内部の映像では、消防隊員が大量の水が流れ落ちる階段をあがっていくと、室内は一部を除いて、ほとんどが黒く焼け焦げている様子が確認できます。

自宅が被害にあったマンションの住人は…。

自宅が被害  マンションの住人
「家がなくなって悲しい」
「そこの10階に住んでた。あそこに帰りたい。でも帰ることができない、見てるだけでつらいです」
「私たちの生活はよかった。幸せだった」
突然奪われた日常。親しかった隣人とは、いまも連絡がつかないといいます。

自宅が被害  マンションの住人
「いつも帰ってきたら隣人と挨拶するのに、隣人がいなくなって、どうなっているんだろう」
「いつになったら帰れるのか。ただ日常が戻ってほしいだけ」
確認される死者の数も日に日に増えていて、これまでに少なくとも128人が亡くなった今回の火災。79人がけがをしていて、いまも200人以上と連絡がとれていません。

28日、香港の街を取材すると、ここまで燃え広がった要因、そして救助が難航する理由が見えてきました。

佐藤梨那キャスター
「このあたり香港の市街地というようなエリアでしょうか。目の前にある建物一帯が竹の足場が組まれていまして、緑のネットもかけられています。改修工事中ということでしょうか。ちょうど作業員の方の姿も見られます」

街の至る所に組まれていたのは、竹の足場。この場所で店を経営する男性は…。

竹の足場組まれた建物で 店を経営
「香港の建設業界で竹の足場を使う歴史は長いです」
「竹は全然心配していない」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする