いい加減、対策を【節操がない・クルマ泥棒】白昼堂々、販売店から展示車が盗まれただけでなく、そのクルマで11人がはねられる。“走る凶器”が増え続ける国・日本

24日午後0時30分ごろ、東京・足立区梅島の国道4号で、乗用車が歩行者をはね、1人が死亡、10人がけがをする事件が起こった。

警察によると、白いセダンの乗用車が赤信号を無視して、横断歩道を渡る20代の女性をはねた。その後、歩道に乗り上げて歩行者を次々とはねたあとに、車道でトラックにぶつかって玉突き事故を起こしている。

運転手の男は、車をその場に置いて逃走。事故を起こして逃走するまでに、約300メートルにわたって暴走を続けたことが分かっている。

この乗用車は現場近くの販売店から盗まれたもので、「展示車両を乗っていった」と、販売店の男性が110番通報していた。販売前の車を保管している駐車場に止められていたもので、カギは車内に置かれた状態だった。

警視庁は、逃げた男(37)を自宅で発見。窃盗容疑で逮捕した。
さらに、ひき逃げ事件としても捜査し、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いも視野に調べる方針だ。
警察庁のデータによると、2024年の車両盗難件数は、前年(2023年)比15%増の約8400件となっている。
単純計算で、月に700台も盗まれていることになる。毎日「23台」のクルマが盗難被害にあっていると思うと、とても他人ごとではない。

さらに、2025年に入ってからも、特に高級車や人気車種を中心に「組織的な盗難」が増加している。

国内での盗難車車種に多い上位3位は、「トヨタ ランドクルーザー(特に300系)」「トヨタ アルファード(特に40系)」「トヨタ プリウス(特に50系新型)」である。
以下、「レクサス LX/NX/RX」「トヨタ ハイエース」と続く。

本誌は水上バイクの専門誌だが、水上バイク・ユーザーの多くが、盗難車ランキングの上位のクルマに乗っている。トレーラーの牽引車として使っている人も多く、実際に、盗難被害にあった人もいるので、クルマの盗難事件は他人ごとではない。

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