【再逮捕】男女の性交動画”無修正”で販売か AV新法違反の男女「コンドームなし」「無期限」契約書も

いわゆる「AV新法」違反の疑いで逮捕されていた男女が、「無修正」のわいせつ動画を販売サイトで公開したとして、21日再逮捕されました。【押収された契約書】「避妊具(コンドーム)を使用せず、精子を…」わいせつ電磁的記録記録媒体陳列の疑いで再逮捕されたのは、福岡市博多区の自営業の男(49)と女(34)です。

警察によりますと、2人は2022年4月頃から今年5月頃までの間、福岡市内のマンションで、男女の性交場面などを露骨に撮影したわいせつな動画77点を動画販売サイトにアップロードし、今年10月8日までの間、有料で閲覧可能な状態にして不特定多数に陳列した疑いが持たれています。

警察は「動画は性器を隠しておらず、無修正だったため法律に触れる」と説明しています。

2人は今月12日、AVに出演した女性に適正な契約書を交付しなかった「AV出演被害防止・救済法」違反の疑いで逮捕されていました。 警察では押収資料などを捜査した結果、今回の無修正動画の販売が明らかになったとして、2人を再逮捕しました。

■マッチングアプリで勧誘か

警察によりますと2人はビジネスパートナーで、数年前からアダルトビデオの制作・販売、さらにライブ配信を行っていたということです。

逮捕された男とAVに出演した2人の女性は、それぞれマッチングアプリを通じて知り合っており、その後福岡市内で直接会った際にアダルトビデオへの出演を勧誘したとみられています。

■押収した契約書に「コンドーム使用しない」「使用は無期限」

警察は証拠品として、撮影に使っていたとみられるセーラー服や撮影・編集の機材、さらに押収した契約書を公開。(画像(2)〜(13))

押収した契約書として公開された「出演承諾書権 兼 契約書」には、「避妊具(コンドーム)を使用しない」「アダルトグッヅを使用し撮影する」など具体的な文言のほか、「使用期限は無期限とする」、「肖像権や著作権の一切の権利を主張しない」などの文言もあります。(画像(10)〜(13))

警察は、アダルトビデオに出演した2人が、実際にこの契約書にサインしたか、どんな内容で契約を結んだかは分からないとしています。
■半永久的に拡散される可能性も

AV新法は「出演強要」の被害が多発したことを受け、2022年に施行された法律です。

一度AVに出演してしまうと、その動画はインターネット上で半永久的に拡散され続けるおそれがあり、デジタルタトゥーとなり、就職や結婚、人間関係など、その後の人生に深刻な悪影響を及ぼす可能性もあります。

「AV新法」では、撮影内容や公表の範囲、期間などを具体的に書いた契約書を必ず交付すること、十分な説明義務、撮影から公表までの期間の確保、出演者の「無条件の取り消し権」などが定められています。

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