歌手で女優のアリアナ・グランデが、11月13日にシンガポールで行われた新作映画『ウィキッド 永遠の約束』のプレミアで乱入した男に抱きつかれる事件が勃発。共演するシンシア・エリヴォが身を挺して首元に腕を回す男からアリアナを守ろうとする様子がネットで拡散され、「本物より優れたボディーガードだ」と話題を呼んでいる。【千歳香奈子】【動画】突如プレミアに乱入し、アリアナ・グランデに抱きつき飛び跳ねる衝撃シーン…迷惑系インフルエンサーの無反省投稿 共演女優の「勇敢行動」も話題に事件が起きたのはユニバーサル・スタジオ・シンガポールで行われた昨年公開された『ウィキッド ふたりの魔女』の続編のプレミアで、シンシアやミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムら共演者と手をつないで一列に並んでイエローカーペットを歩いていた時の出来事だった。
白いシャツとショートパンツ姿の男が突如、カメラマンの間をすり抜けて乱入。アリアナめがけて突進する男に周囲が啞然となるなか、シンシアが即座に男を押しのけて引き離そうとする様子がカメラに捉えられた。怯えるアリアナをシンシアとミシェルが抱き寄せて気遣うなか、男は慌てて駆け付けた警備員によって取り押さえられ、逮捕された。
「警護チームはシンシアを雇うべきだ」「警備員たちは何をやっていたの。シンシアの方が彼らより反射神経が良いなんて恥ずかしい」「シンシアが助けてくれて良かった。シンシア、よくやった」「ボディーガード来るのが遅すぎ」と、勇敢に男を撃退したシンシアに称賛の声が寄せられている。
公共の場での迷惑行為の罪で起訴された男はオーストラリア出身のジョンソン・ウェン、26歳で、著名アーティストを狙って迷惑行為を繰り返す常習犯だと報じられている。ジョンソンは自身のインスタグラムにライブ中のステージに乱入する動画やサッカーの試合中にフィールドに入る様子などを投稿しており、ケイティ・ペリーやザ・ウィークエンド、ザ・チェインスモーカーズらも被害に遭っていることが確認できる。
今回も逮捕後に「親愛なるアリアナ・グランデへ。イエローカーペットで一緒に飛び跳ねさせてくれてありがとう」とキャプションを添えて動画を公開している。また、「もしもう一度やり直せるなら、また同じことをするだろう」という歌詞に合わせて挑発するようなしぐさを見せる動画もストーリーに投稿し、1万2000人のフォロワーに向けて釈放されて自由の身になったことを報告。反省の色がまるでないジョンソンに「刑務所に入れられるべき」「こんな投稿をするなんて、なんて大胆なの」と、非難の声が寄せられている。
アリアナにけがはなかったが、2017年に英マンチェスターで行われた公演の会場で自爆テロ事件を経験したことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患ったと明かしていることから、今回の一件によって再びトラウマを引き起こさないか心配されている。
事件後に自らを落ち着かせようと深呼吸するようなしぐさを見せていたアリアナは翌14日、事件には直接言及しなかったものの「ありがとう、シンガポール。愛しているわ」とキャプションを添え、インスタグラムに煌びやかなドレス姿の写真を投稿。ファンからは「美しい」「ゴージャス」などと、たくさんの声援が送られている。