今大人気のYouTubeチャンネル『好井まさおの怪談を浴びる会』の主宰者・好井まさおさんへのインタビュー。後編ではモテたいおやじさんたち必聴の、怖くてリアルな怪談にまつわるアレコレをお届けします。PEOPLE NOW
今、怪談噺のYouTubeチャンネル『好井まさおの怪談を浴びる会』が大バズり中の吉本芸人、好井まさおさん。その『浴びる会』の醍醐味といえば、怖い話のバラエティの豊さです。正統派のお化け系から生きた人間によるぞっとする“ヒトコワ”、都市伝説や陰謀論系、そしてオチはないけど不思議な“ナニソレ”。そしてゲストの人生で一番怖かったエピソードまで。
どれもがリアリティがあって中毒性たっぷり、つい過去のエピソードを遡って無限ループをしてしまうのですが、それを支えているのが好井さんのトーク術であることは言うまでもありません。番組に登場する豪華ゲストの方々に気持ちよく話をしてもらう気遣いと、ギャップを引き出だすテクニックは、LEON読者諸兄の永遠のテーマでもある“モテ”にも繋がるのでは? 前編に続き、今回はちょっとヨコシマなアングルから、好井さんと一緒に怪談を掘り下げます。
── 前編でも話題にあがりましたが、怪談って飲みの席やデートでもいいトピックになりますよね。
好井まさおさん(以下、好井) そうですね。あと、これは僕の持論なので偏見もあるかもですが、怖い話が好きな女性ってキレイな人が多いんですよ。ライブに来てくれるお客さんも、マジでお洒落な人ばかり。ハイセンスはもちろん、ハイステイタスって意味でも。
── それはLEON読者にも朗報です(笑)。
好井 特にファッション関係者、モデルさんやデザイナーさん、プレスの方。そういう人たちがライブの最前列にずら~っと座ってる。最前列ってガッツを出してチケットを買ってくださった人たちなので、こっちもしっかり見るじゃないですか。
── そういう素敵な女性たちに、怪談を投下するというわけですね。
好井 僕は結婚してますし、独身の時もコンパには全然行かなかったんですけど、先輩と飲みに行ったらやっぱり「何か怖い話ある?」って振られるんですよ。そういう時は場所や仕事にまつわる話をするのがよくて、例えばそこが渋谷のバーだったら渋谷で起きた怖い話をする。同じ感じで、女性との飲み会で隣に座った人が有名テーマパークで働いていたら、「あのテーマパークであった事件知ってます?」ってフってみるとか。
乾杯の後、5分くらい「何してる人なんですか?」とか聞きながら、仕事、年齢、家族構成、出身地と自分の検索エンジンをフル稼働させて、ヒットするのを待つだけ。それで全部いけます。