高齢者からキャッシュカードなどをだまし取ったとして、京都府警捜査2課と下鴨署などは13日、詐欺の疑いで府警の元警察官の男と知人の女を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。男は認知症の高齢者を支援する法人の理事を務めており、活動を通じて知り合った高齢者から現金を詐取した疑いが持たれている。【画像】京都府警の警察官による盗撮事件相次ぐ
逮捕されたのは、認知症の高齢者らを支援する一般社団法人「つなぎ」(京都市左京区)の理事の男(61)=同区=と知人の50代女。男は2023年3月に府警を退職し、同4月に他の元府警警察官と同法人を立ち上げ、運営に携わっていた。
捜査関係者によると、男と女は共謀し、今年、90代の女性からキャッシュカードや通帳をだまし取った疑いが持たれている。女性は同法人のサービスの利用者だったという。
女性の親族が府警に相談し、発覚した。捜査関係者の説明では、女が女性のカードを使って、現金自動預払機(ATM)から現金を引き出す姿が防犯カメラなどに写っていたといい、府警は余罪を含めて慎重に捜査する方針。
同法人のホームページによると、法人は、外出先で道に迷うなどして警察に保護された認知症の高齢者を家族に代わって迎えに行くサービスを提供していた。