今月、Netflixで自身の半生を振り返るドキュメンタリーの配信がスタートしたチャーリー・シーン。スキャンダラスなゴシップを放ってきた彼が、同作のプロモーション時に過去に男性とも性体験があったことを激白し、反響を読んでいる。「エル デジタル」の人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesがお騒がせ俳優の実像をチェック!
チャーリー・シーンは長年、ハリウッドのバッド・ボーイとして知られてきた。演技派俳優マーティン・シーンの末っ子として生まれた彼は、長兄エミリオ・エステヴェスに続いて業界入り。その直後から、飲酒や薬物問題を引き起こしていた。酔った挙句、拳銃を誤射して当時の婚約者ケリー・プレストンの右腕を負傷させる事件を起こしたこともあったようだ。
アルコールと薬物に依存した挙句、問題を起こしてリハビリ施設に入所したのも数え切れず、息子の命を救うことが最優先と考えた父親マーティンが息子の逮捕状に署名するいう出来事もあったという。1995年には裁判の証人として、ハイディ・フライスの裁判(※全米を震撼させたエリート相手の売春組織を率いるハリウッド・マダム)に出廷。チャーリー・シーンは組織の上顧客としてマダム配下のエスコート嬢を少なくとも27人を相手に、1年に5万3000ドル(約781万円)以上を支払ったと法廷で証言をした。
裁判後には日本のCMで共演したモデルと結婚したことで“やんちゃな過去”を葬り去ったし、モデルと離婚後は映画で共演した俳優デニス・リチャーズと再婚し、可愛い娘をふたりもうけていた。キャリアも順調で、最も稼ぐTVスターに選ばれたこともあった。しかし、薬物とアルコール依存を断ち切ることができず、3人目の妻ブルック・ミューラーがシーンからDVをうけたと警察に度々通報。さらに2010年にはホテル室内に女優を拘束する事件を起こしている。
1年で3度のリハビリに失敗した挙句に製作サイドと大げんかをし、主演番組を解雇されるという結果に。プロデューサーに罵詈雑言を吐き、エネルギー・ドリンクをがぶ飲みしながら「俺にはタイガー・ブラッド(虎の血)が流れている」だの「ウィニング!」だの「俺はバチカンの暗殺者」だのと迷言を連発。お騒がせセレブのトップに躍り出た彼は、この時期は常にハイだった。派手な性生活も取り沙汰されたが、お相手はもっぱら女優やプレイメイト。女優3人と同棲していたシーンの「毎晩、3人で寝ている」発言に目を丸くした人もいただろう。